2010年05月31日

なぜ勉強するのだろう?




@目に見えないもの




星の王子様
フランスの作家サン・テクジュベリーの書いた有名な童話ですが
その童話の終わりでキツネが王子様に秘密の贈り物にして
次のように言うところがあります

 
なに、
何でもないことだよ、
心で見なくちゃ、
物事はよく見えないってことさ。

肝心なことは、
目で見えないんだよ



確かに肝心なことは目に見えません。
しかも、大抵の場合、
目で見えるものはお金で買えますが、
目に見えないものはお金ではかえません。

ノルウェーの詩人アルネガ−ル・ボルグは、
「お金」という詩でこのように言っています。



食べ物はお金で買えるが
食欲は買えない

薬はお金で買えるが
健康は買えない

寝台はお金で買えるが
睡眠は買えない

化粧品はお金で買えるが
美しさは買えない

別荘はお金で買えるが
心地よさは買えない

快楽はお金で買えるが
喜びは買えない

友達はお金で得られても
友情は得られない

使用人はお金で得られても
忠実さは得られない

静かな日々はお金で得られても
平安は得られない




確かに、お金で買えないものの方が
私達が生きていくためにより必要なものではないでしょうか

例えば、「食物と食欲」を比較してみると
どんなにお金があっても
どんなにおいしいごちそうがあっても食欲のないときには
何ひとつ食べることができない
食物よりも、目に見えない食欲の方が大切なのです






A生きていくのに大切な、目には見えないもの



アメリカ全土で、
大掛かりなアンケートが行われました
そのアンケートの内容は

人生の中で、
あなたにとってかけがえのないもの
最も重要な価値のあるものは何ですか?


第1位:健康(97%)  
第2位:家族(愛)(92%)  
第3位:教育(知識を身に付けること)(89%)


お金は、項目の中にもあがらなかった。

確かにお金は使えば使うほど無くなってしまうし、
お金で手に入れたものは、
その時は、満足し喜ぶけど、
その満足感や喜びはその場限りで、
ずうっとその喜びは長くは続かないし、
手に入れたものも永久に自分の物ではない。

やがて壊れてしまうか、
最悪の場合人に盗まれてしまうことだってある。

しかし知識は、一度手に入れてしまえば、
もう無くなることは無い。
僕が身につけた知識を他人が、
僕の脳から盗みだすこともできない。

今から
20年も前私が、
高校生の時に勉強した「原子周期表」
水素・ヘリウム・リチウム・ベリリウム・ホウ素・炭素・窒素・酸素・フッ素・ネオン
・マグネシウム・アルミニウム・珪素・リン・アルゴン・・・・・・

20年前に勉強したことが、
20年経ってもはっきりと
僕の脳というPCの回路に
劣化することなく
メモリーされている。

生まれ持った、
顔やスタイル・容姿は変えることは出来ないけれど、
知識・知力つまり自分の脳というコンピュターは、
使えば使うほどメモリーを増やすことができるのです。





B勉強は役立つのか?



先生今までに外国に5回ほど行った。
初めは22歳の時、アメリカをバスで1周した。
その時の思い出は、
サンフランシスコ・ロサンジェルス・ポートランド・ダラス
アトランタ・エルパソなど多くの都市を回り、
いろんな観光地を回ってすごく楽しかったんだけど,
一つ残念だったことがある。

それは、英語を話す知識があまりにもなかったこと。
多くの人々に出会い、友達ができたんだけれど。
自分の思っている気持や考えていることを
相手に自由に、伝えることが出来なかったんだ
もっと自分の思っていること、
もっと自分の考えていることを外国の人々と話ができたら、
旅行はもっと充実していたんだろうて!





Cチャンス


人間は、人生を80年生きたとして、
小・中・高・大の16年間は大人になるまで、
知識を充分に身に付けるチャンスが与えられている。
80−16=64年間


青春時代は、知恵を磨く時であり
老年はそれを実践する時である

ウィリアム・E・グラッドストン


社会や人に貢献し
自分自身の人生を豊にするために
自らの能力を磨くことが
学ぶことの本質なのだろう


学ぶ事は
人生を変えるチャンス



人生お一人様1回限り










 
posted by MORITA at 08:27| 生徒に伝えたいこと | 更新情報をチェックする

2010年05月13日

それは、誰のためにやっているの?



大人でもそうだが

忙しかったり

疲れていたりすると

自分の行動が雑になり

「ただやっている」

もしくは、

「やらされている」

という作業だけのものになってしまう



 

しかし、

自分の気持ちが込められていない作業を

何時間しても

満足する結果が伴うことはない



試合に勝ちたいという気持ちがない練習は

覇気がなく

技の向上はない

成績を上げたいという気持ちがない勉強は

「わかった」「できた」

という喜びはない



まさに「忙しい」とは、心を亡くすと書く



 

GWも終わり、各中学テストに向けての授業が開始!

早速、今月中に各中学校では

順位が出る実力テストや定期テストが行われる

部活は、新入部員が入部し、夏の大会に向けての練習

また、中3は修学旅行の準備と

中学生活そのものが

勉強にしろ

スポーツにしろ

本格的に始動し始めた




多分ここからの学校生活は

本当に忙しい毎日になるだろう

「あれも、これもやらなければならない!」

こうなると人間は

自分の頭の中が整理できず

混乱してしまい

主体的な行動ができなくなる




そのため、この時期

宿題を忘れる生徒

遅刻してくる生徒

安易に欠席をする生徒が増えてくる

家庭学習に身が入らず

忙しいことを理由に勉強をしなくなる

家庭学習のベースとなる

自学ノートが

ただ、やっている

もしくは

やらされている

という作業だけのものになってしまう





やらされているから産まれて来るのは

無気力

無関心

だけだ




だから

意識的にこの言葉を生徒達に問いかけるようにしている

それは、誰のためにやっているんだと・・・・・・



先生、宿題を忘れてきました

それは、誰のためにやっているんだ?


先生、昨日自学するのを忘れました
それは、誰のためにやっているんだ?
 





やらされているオーラを出している生徒は、

おかあさんに言われたから

先生に叱られるから

と勉強している理由を他人にこすり付ける





だから、僕は

「それは、誰のためにやっているんだ」という言葉をかけ

「しんどいと思うけど、自分のためなんだから、今を精一杯頑張れよ」

と生徒自身に気付かせようとする



 

今、自学ノートを返却する際

1人1人に手渡している

「後ろから、廻して集めて下さい。」という集め方はしないし

机の上に置いて声をかけずに返却などしない



必ず、1人1人手渡し

ノートの感想と改善すべき学習方法のアドバイスを直接伝える

特に今は、この方法にこだわりたいと思っている



 

僕から

「君のノートを真剣に見ているよ!」

という強いメッセージを投げかけることで

作業ではない

気持ちのこもった学習を定着させていきたい




先日、生徒との個人面談中のことである


1のある男子生徒A君に「それは、誰のためにやっているんだ?」と問いかけた

すると、A君はこう答えてくれた

それは、未来の自分のためです




未来を過去に支配されるな!


過ぎ去った日々はもう帰らない。
未来に向けていさぎよく自分をリセットできるかどうか。

これが成功への道を分ける。




石原由美子さんの言葉









posted by MORITA at 09:28| 生徒に伝えたいこと | 更新情報をチェックする

2010年03月10日

ふりむくな、ふりむくな・・・・


ここ数週間

同じ事ばかり受験生達に言い続けた

「できることは、全部やろう」



やれることをやらずして

結果がだめだったとしたら

一生後悔するからだ



高校受験は一生に一回しかない

「あの時、あれをしておけば・・・・」

そんな言い訳をこれからもずっと背負い続けながら

高校生活を送ってほしいとは思わない



「やれることは全てやった」と

言い切れるからこそ

試験当日の緊張感を克服する

力が湧き上がってくるのだろう




最後は、気持ちだと思う

しかし、その気持ちは

やるべきことをやらずして得られるものではない



そして、受験生諸君

君たちは、そのやれること全てやってきたことを

僕は、誰よりも知っている



行ける高校のためじゃなく

行きたい高校のために

この1年間、力の限り勉強してきたよね

特に、この数週間は、本当によく頑張ったよな



頑張る自分を発見してきたよね

最後の最後まで努力を重ねてきたよね

がんばったぶんだけ得られるものが大きいとわかったよね

明日は、自分の夢を叶える日

心から応援している

心から祈っている






最後に、寺山修司氏のこの言葉を

君たちに贈りたい






ふりむくな、ふりむくな、後ろには夢がない












posted by MORITA at 00:00| 生徒に伝えたいこと | 更新情報をチェックする

2010年02月22日

花を咲かそうよ 


「花」

川は流れて どこどこ行くの

人は流れて どこどこ行くの

そんな流れが つくころには

花として

花として

咲かせてあげたい



泣きなさい

笑いなさい

いつの日か

いつの日か

花をさかそうよ





しどくても

えらくて

涙しても


君にしか咲かすことができない

君だけの花を咲かそうよ


そして

僕から心からのおめでとうを

伝えることが出来たら




君の笑顔と共に

春はすぐそこに

posted by MORITA at 00:00| 生徒に伝えたいこと | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

頂き

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二十歳の時
初めて富士山に登った


老若男女を問わず
毎年約二十万人以上が
山頂をめざすと言われているが
そこは3000mを超える日本一の山
幾つかの過酷な壁が立ちはだかる


五合目まで車で登り
高地に身体が順応しないまま登り始めたため友人は
軽い高山病にかかってしまい
途中全く身体が動かなくなってしまった


登山に挑んだのは
真夏の7月でしたが
山頂付近の夜明けの頃の気温は平均5度  


夜9:00から登り始めたが
日の出間近の8合目、9合目のあまりの寒さに
悲鳴をあげたのを覚えている



しかし
それ以上に過酷に感じたのが
9合目から山頂までの
距離にして、わずか数百メートルを登りきることだった


目の前には
今まで目指してきた頂きが直ぐそこにあるのに


その傾斜は
今まで以上に急で
残された体力と気力で登りきれるかという
不安にかりたてられた


のどは渇き 
吐く息は荒く
一歩踏み出す足がなんとも重く感じた


疲れ果てた私は
背中を丸め自分の足元ばかり見つめていた


「もう、やめよう」
「もう、これぐらいでいいんじゃないかな」


そんな言葉が何度も何度も頭の中をよぎった
でもふと、そんな時
自分の歩んできた道を振りかえてみた

振りかえると
そこは、どこまでも白く広がる雲海
空の青さと雲海の白のコントラストが
言葉にできない美しさを奏でていた

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「こんなところまで登ることができたんだ」



振り返ることで、自分の位置を再確認し
ここまで登れたという自信が込み上げてきた
こうなると不思議なものだが
疲れきった体のどこから湧き上がってくるのか
解らないのだが力が溢れてきた


もう一度、頂きをゆっくり見つめ直すと
頂は、どこまでも透き通った青い空を背負って輝いていた


現状の苦しさから逃れることばかりにとらわれ
自分の目標を失いかけている自分に気付かされた
丸めていた背中を伸ばし
頭を上げ
再び、足に力を込め山頂を目指した


受験生諸君
学年末テストを目前としている中1・2諸君 


君の目指す頂きはあと少し
しんどい今だけに心を奪われないで


本気で取り組んできた歩みを振り返れば
自信が取り戻せる


そして
もう一度しっかり見つめ直してくれ
自分の未来を
そうすれば、必ず頂に登りきることができるから


深呼吸をして
息を整え
あと少し
登りきるぞ






posted by MORITA at 09:08| 生徒に伝えたいこと | 更新情報をチェックする
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