2012年03月28日

粘り


今週の月曜日から始まった暗記コンクール
今日は、暗記コンクールを受けている生徒達の様子やそこで気付いたこと
また生徒達に話したことを書いてみたい


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火曜日が新中2で、今日が新中3生の試験を実施した
この二つの学年を見ていて明らかに違うことが1つあった

それは、何だと思います?
試験開始から一通り解答を書き終えた後
残り10分程度の時間の使い方だった

新中2生の何人かは、一度見直しをしてから
答案用紙を一通り埋めたことに満足してしまい
残り10分が早く終わらないかと願うかのように
目線が目の前の答案用紙から壁に向かっていた



それに対して新受験生達は
試験終了1分前まで見直しを怠らない
目線がぶれることなく目の前の解答用紙から外れなかった


うちの塾では
新中2生の試験でのそのような態度は許さないし
その生徒のためにならないと思うことは
すぐその場で注意する
先延ばしはしないし
遠慮もしない


但し、考えさせたいとは思う
皆さんならこういったケース生徒に、お子さんにどのように注意を促しますか?



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私はできるだけわかりやすく話をします
なるべくシンプルな例えがいい

いままで多くの塾の先生の話を聞いてきましたが
一流と言われる講師は、この手の話がメチャクチャ上手い
生徒の立場になって、理解させることに長けている

例えば、立志塾の塚越先生は
私の知っている中ではピカイチだ





1人の生徒にこう質問した
「君は、サッカーをやっているが、サッカーの試合は何分で行われるの?」
「そう、前半・後半45分づつで、合計90分なんだ」


「君は、試合の最後まで手を抜かずプレーするの?」
「そうだな、当然最後の最後まで真剣にプレーするよね」
「でも、最後の10分間ぐらいは、疲れてきて手を抜かない?」


「手を抜かない。あっそう!」
「では、なぜ最後の最後まで手を抜かないの?」


「なるほど、手を抜くと、相手に点を入れられてしまうからか」
「そうだね、勝つか負けるかという真剣勝負」
「途中で手を抜いてしまっては勝てないからね」
「点をいかに取るかというせめぎ合いの中では、最後まで全力でプレーしないとだめだな」


「じゃ、聞くよ」
「テストという試合の中でどうして途中で手を抜いてしまうの」
「テストも試合と同じで点の取り合いじゃないの?」


「途中で、気を抜いて自分の望む点数が取れるの?」
「残り10分間早く終わらないかと願うだけの取り組み方で結果が良くなるの?」
「採った点数で順位という優劣がつくのなら、テストも試合と同じだと思うぞ!」


「解ける、解けないは別として、最後まで解くという姿勢を貫くことが大切」
「勉強でできる人は、スポーツでもこの姿勢を持つことができる」





テストとテストの間の5分間この話をしただけで
その後のテストを受ける姿勢がガラリと新中2生は変わった


要は、粘りが大切なんだと思う
粘りがある生徒は、だいたい第1志望の高校に合格しているし
何かに取り組む時の集中力が半端なく
問題や壁を諦めず時間をかけて克服していく力となる


食べ物でも粘りけのある食物が
筋肉のボリュームを効率よくアップさせ
力を生み出す源になる


粘りは
嫌なこと、しんどいことに、
キチンと向きあった時に育まれるもの


好きなことだけしか受け入れない安易な生き方ではなく
めんどくさいこと、嫌なことに向き合った時に我慢しながら
俺は今、粘りをこの瞬間に生成しているうだと
自覚することが大切なんだろう
そう思えば、少々嫌なことでも我慢できる


だから今回の暗記コンクールでも生徒達に
めんどくさいこと、嫌な科目とこの時期しっかり向き合いなさいと言っている
それが血となり肉となって自分を育んでくれるのだから












posted by MORITA at 23:22| 塾日誌 | 更新情報をチェックする
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