2012年02月29日

今年度最後の授業

受験生達の最後の通常授業は、雨の降る少し肌寒い2月22日(水)だった。


私立高校や公立高校推薦入試合格によって進路が決定している生徒達と残り2週間後に向けて公立高校一般入試に挑む生徒達が共にする最後の授業。多くのことは語らなかった。多くのことを語ると泣けてくるし、入試を控えている生徒達にとっては時間がもったいない。こうみえても私は涙もろく、ますますその傾向が強くなってきた。


最後の日でも、基本はいつもとなんら変わらない姿勢が大切。一般入試を受験する生徒とは、ここから入試まで、毎日のように塾で共に勉強するわけだし、本当の意味で最後というわけでもない。でも、合格し進路が決まった生徒とは、本当に最後の授業になったので、1人1人と少しの時間、言葉を選んで話をした。いい別れができたと思う。この日、進路の決まった生徒は、一般入試を控えている生徒達よりも30分間早く授業を終え帰宅することになっていた。推薦入試で合格した生徒1人1人と雨の降る中、私が傘をさし、生徒を車まで送る。


最後の日だから、そうしたかった。


暑い日も、寒い日も、叱りに叱り倒した日も、悟して涙した日も、共に腹をくくり挑んだ日も、今から車まで一緒に歩いて、親御さんまで送って、そこで終わりだと思った。車のドアをノックする。ドアが開くと、迎えに来て下さった父兄1人1人にこうお伝えした。




「送迎ご苦労様です。合格おめでとうございます。」
「そして、お子さんを今日まで未来義塾に通わせて頂き有難う御座います。」


僕は、離れていく生徒達には別れの言葉を伝えたかったが、
ご父母には、感謝の気持ちを伝えたかった。


電話でも、「合格おめでとうございます。」は伝えれるが、感謝の気持ちは伝えづらいような気がする。好きな女の子に、「好きだ」と告白するなら、メールでも電話でもなく、直接会って伝えたほうがいい。大切な想いは、直接言うことがなによりで、それに勝るものはないような気がする。


雨の中、傘を差しながら、こうべを垂れて感謝の気持ちを伝える姿を離れていく生徒に見せることが僕の最後の授業になりました。君たちのこれからの活躍を祈る。







posted by MORITA at 17:02| 塾日誌 | 更新情報をチェックする
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