2011年03月22日

桜咲くー合格発表ー

朝起きて
窓越しに空を見上げると
小雨が降る曇り空
今日は先日行われた
一般入試の合格発表日


緊張している胸に
手を当てて
深呼吸してから
車のキーを廻した
僕は国府高校に向かった


昨年と同じように
高校の近くのコンビニで
缶コーヒーを買い
乾いた喉を少し潤した


ふと空をまた見上げてみると
僕の頭の上でだけ青空が覗かせていた


コーヒーを飲み干したその時
高校の校門前で
携帯電話が鳴った


電話の向こうで泣いている声が聞こえてきた
Aさんからだった


「先生、先生、先生」と震える声
僕はどうだった?と優しく尋ねると
「先生、合格しました」

と今まで心の奥に仕舞い込んだ
彼女の合格への熱い思いが
涙となって溢れ出てくるようだった




今年の受験生達は
本当に素直な生徒が多く
愛すべき生徒が多かった
その分、驚くほど内申点を上げたし
積極的に勉強もしていた

しかし、実力やここぞという勝負の時に
力を十分に発揮できない生徒も多かった
だから、昨年とは違った心配もいくつもあった

また推薦入試で合格した生徒が多かったので
一般入試を受験した生徒は少なからずも
自分だけが取り残されてしまったような不安を
毎日抱いていたはずだ


だからこそ今日の合格への喜びは大きく
今後の彼らの歩みに大きな自信をもたらせてくれる
貴重な経験になったと思う




校門をくぐり
足早に合格発表の掲示板に向かう
二人の生徒が国府高校を第1志望として受験していた


周りから合格した歓喜の声
掲示物の合否番号をじっと見つめて
その場で涙する生徒の姿


光と影
歓喜と悔し涙
受験生1人1人の想いが交差する
合格発表の場


そこに石黒先生がいた
話をしていて
彼の言葉が印象的だった

「この場にこないといけませんよね」
「この場にいることでこれから1年間の原動力を授かる気がするんです」

同感だ
合否は、正直塾で待っていても生徒達からの連絡でわかる
でも、少なからずも教壇に立つ現役の講師は現場に足を運び
この空間を空気を吸い、この雰囲気を肌で感じ
生徒と共にこの瞬間を分かち会うべきなのだろう
それこそが、新たに始まる受験への力となるからだ



受験番号をじっと見つめながら
本校へ合格の言葉が2人ともあった


その後も他校を受験した生徒からも
合格の報告が僕の携帯電話に入ってきた




未来義塾全員
第1志望合格


みんな
合格おめでとう!








僕の生徒達の桜の花が
やっと全員咲き揃ったよ!

「シャァー!!」







posted by MORITA at 14:04| 塾日誌 | 更新情報をチェックする
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